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2014年分毎月勤労統計の結果について

2015.02.24統計

pdf26r.gif 厚生労働省より、2014年分の毎月勤労統計の集計結果が公表されました。 平均月間現金給与総額は、前年比0.8%増の316,567円となり4年ぶりの増加。 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.3%増の261,029円、所定内給与は前年と同水準の241,338円、所定外給与は3.1%増の19,691円、特別に支払われた給与は3.3%増の55,538円となりました。
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sikaku-blue.gif 毎月勤労統計調査 平成26年分結果確報のポイント
 1.賃金
  平成26年の一人平均月間現金給与総額は、規模5人以上で前年比0.8%増の316,567円となりました。 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、0.3%増の261,029円となしました。 (内訳)  ▸ 所定内給与は、前年と同水準の241,338円。  ▸ 所定外給与は3.1%増の19,691円。  ▸ 特別に支払われた給与は3.3%増の55,538円。  ▸ 実質賃金は、2.5%減でした。 現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は1.3%増の409,796円となり、パートタイム労働者は0.4%増の96,991円となった。
   
 2.労働時間
  平成26年の一人平均月間総実労働時間は、規模5人以上で前年比0.3%減の145.1時間でした。 (内訳)  ▸ 所定内労働時間は、0.6%減の134.1時間。  ▸ 所定外労働時間は、3.8%増の11.0時間。 また、製造業の所定外労働時間は、6.1%増の15.9時間でした。 なお、月間の時間数を12倍して年換算すると、総実労働時間は1,741時間、所定内労働時間は1,609時間となりました。(平成25年:総実労働時間1,746時間、所定内労働時間1,619時間)。 総実労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は0.1%増の168.4時間となり、パートタイム労働者は0.8%減の90.3時間となった。
   
 3.雇用
  平成26年の常用雇用の動きをみると、全体では事業所規模5人以上で前年比1.5%増となりました。 (内訳)  ▸ 一般労働者は0.9%増、パートタイム労働者は2.8%増でした。  ▸ 主な産業についてみると、製造業0.4%減、卸売業,小売業0.3%増、医療,福祉2.8%増となった。

【参考リンク】  ・「2014年毎月勤労統計調査確報
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